約1年振り


前回の更新から1年以上が経っている。東京について、つい最近書いたような気がしていたんだけど。
本当に時間はあっという間に過ぎてしまうね〜。
時間だけが勝手に通り抜けていって、自分は20歳くらいのころからずっと置き去りにされている感じ。
就職活動したり、修士論文を書いたり、24年間住み続けた愛知県を離れて兵庫県に引っ越ししたり、入社してお仕事を学びはじめたり。
淡々とイベントをこなしていくゲームみたい。レベルアップはするけど、時間は止まったままだ。

学生から社会人になっても、変わらず毎週いろんなところに遊びに行って、いろんな人と、いろんなお酒ではなくビールを飲んだりなどしています。


兵庫から東京は、とても遠い。

「東京」

こんにちは。
ゴールデンウィーク中毎日ただ只管にアルコールを摂取し続けた結果、例の如くゴールデンウィーク明けに体調を崩した名古屋クズ大学院生代表こと僕です。

さて、先日は私の好きなアーティストであるtofubeatsについての記事をさくっと書かせていただきましたが、Twitterで感想を頂くことができ、純粋に嬉しさを感じました。

今日は東京についてなにかしらの文章をしたためようと思います。
東京と言っても、東京都のことではないです。日本の真ん中にあるにも関わらず他の栄えた都市とは隔離された大陸の孤島こと愛知県民の僕は東京都についての知識なんて持ち合わせていないので、先日5月5日に東京都は恵比寿リキッドルームで行われたMaltine Recordsのイベント、「東京」について。



と言いたいところですが、生憎朝9時半からビールなどを飲み続けていた結果、15時から開始されたこのイベントの内容についての記憶もほとんど持ち合わせていません。ただ、楽しかったなぁという感情しか残っていないのでした。

東京に関しては、本当に発表された当時から私の生きる目標であったので、持ち前の酒癖の悪さによりイベントの詳細が脳内に残されていないことに自分自身に対して遺憾の意を禁じ得ません。

東京の後、私に残っていたものは、そこで出会った友人たちとの写真と、物販で間違えて買ったTシャツと(マルチネボーイのTシャツを買ったつもりがイベントのTシャツを買っていた)、両腕の謎の痣と(お立ち台にのぼってはしゃぎまくっていた結果できたものと思われる)、友達のくれたステッカー、そして二日酔いでした。


「東京」と題されたこのイベントでしたが、東京に住まわれているtomadくんやその他のDJの他、大阪のokadadaさんやseihoさん、神戸のtofubeatsさん、福岡のgigandectくん、はたまた海外からbo en、MEISHI SMILEなどなど、世界各地からの出演陣。私自身愛知県から行きましたし、出演者のみならず「東京」に遊びに来ていたお客さんも全国から来られていました。たぶんね。

人種のるつぼよろしく日本で最も様々な人々の集まる街東京をあらわすかのごとく、恵比寿リキッドルーム「東京」にはリトルトーキョーとでもいうような空間が形成されていたように感じます。
東京という地に於いて「東京」と題されたこのイベントは、まさしく東京の概念そのものだったのかな、と思って。アーバンでした。すごく。東京に行けば誰かに会える。楽しいことにぶつかる。これは元々東京に住まわれている方には当然のこと過ぎるのでしょうか。
ただtomadくんがこのイベントをなぜ「東京」と付けたのか、なんとなく自分なりに思うことがありました。まあ、そんな意味なんてなかったのかもしれないですが。



okadadaさんのセットを観た記憶が本当に皆無だったのですが、友人から「すごく楽しそうに沸いてたよ」と聞き、私はなんなんだろうと自己嫌悪に陥りました。はい。

DJ WILDPARTYさんのセットがいちばんかっこよくてキマってたなぁって思いました。

何も中身のないブログですみませんでした。なんかあったら@jane1128まで



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Pa'sLam System、初めてみたけど、I'm comingでした。



おわり。



好きなアーティストのこと

私はtofubeatsというトラックメイカーが好きです。
tofubeatsってこんな人です。

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1990年生まれ、神戸市で活動を続けるトラックメイカー/DJ。
学生時代からインターネットで活動を行い、YUKIももいろクローバー、Flo Rida、Para One等、ジャンルを問わず様々なアーティストのリミックスを手掛ける。プロデューサーとしてもlyrical school9nineNegicco、でんぱ組inc.といったアイドルやアーティストに楽曲提供をしており、SONYSEGASHIPSなどTVCMやwebCMの音楽制作等も多数。…


っていうかんじで、要するにDJやったり人の曲remixしたり自分で曲かいて歌ったりする人です。私の好きなアイドルさん達にも曲を提供したりしております。

活動自体は高校生のころ(その頃はtofubeatsじゃなくてibonneとかなんとかいう名前)からやっておりまして、Wiredなんて大きいイベントに史上最年少でステージに立ったりするマジ超半端なくカッコいいアーティストです。私と同い年の今年24歳の彼。tofubeatsがWiredで回してた時私は友達の男の子の家で麻雀打ったりゲームしたりと無為な日々を過ごしていましたね。

そんでtofubeatsは去年の11月にフィーチャリング森高千里でDon't stop the musicという曲を以ってメジャーデビューいたしたのです。

ヤングなピーポーの私は初めこそ「はぁ?森高千里????」となりましたが、実際聴いてみるとまあ素晴らしいかったです。聴き慣れただけかもしれないですけど。いや、いい曲です。森高さんの優しい大人の女性な歌声に非常にマッチングした曲だと思います。私は原曲より同じアルバムに収録されているIn Real LifeやDSTM(IRL remix)のほうが好きなんですけど。とかいいつつDSTMは無駄に10枚以上買ったんですよ。

原曲はこれです。MVもカワイイ〜

tofubeats - Don't Stop The Music feat.森高千里 / Chisato Moritaka (official MV) - YouTube


ぼくはてなブログのことよくわかってないんでただリンク貼り付けることしかできないんですけど許してください。


そんでまあ先日(4月30日)フィーチャリング藤井隆としてディスコの神様というミニアルバムが発売されました。tofubeats、大御所とコラボレーションしすぎではと。

ディスコの神様というタイトルの通りクラブで皆でワイワイしながら聴きたいなって感じの曲です。音楽には全く精通していないので詳しい感想とか書けないんです。


これだよ!

tofubeats - ディスコの神様 feat.藤井隆(official MV) - YouTube


しかし私は言いたい。ディスコの神様もイイよ、イイけど〜でも〜でもでも〜


カップリング曲のHer Favoriteが素晴らしすぎるよ!


Her Favoriteはtofubeatsの仲良しさんな大阪のDJ/トラックメイカーであるokadadaさんとのフィーチャリング。彼らはdancinthruthenightsってユニット組んでるんですが、まぁ青春って感じのカワイイ曲やったりしてます。たぶんカワイイ。

そんでそのHer Favoriteの歌詞なんですよねー。


「正常に戻れない恋を始めよう」


???!?!!!!?

このフレーズに心を撃ち抜かれました。

tofubeatsの楽曲にはしばしば心を撃ち抜かれるフレーズがあるのですが今回も何故か心を掴まれました。このフレーズがメロディに乗る破壊力たるや、です。


これね。

tofubeats - 「Her Favorite feat.okadada」&「衣替え」 - YouTube

とりあえず聴いてほしい一曲です。


で、なんでこのブログ書いたかっていうと、さっきTwitterのフォロワーさんが私経由で?tofubeatsに興味を持ってくれて、オススメは何かを聞かれたんですね。

そこで考えたんです。

tofubeatsの楽曲には上に挙げたようにフィーチャリングとしてとてもキャッチーなものや、キラーチューンというかこれぞ鉄板!な「水星」、「朝が来るまで終わることのないダンスを」などがあるのですが、違うぞと。

もちろんこれらの曲は私も大好きですし、クラブでtofubeatsがDJやってて水星や朝ダンが聴けなかったら不完全燃焼もいいとこなレベルなんですが。

こういう代表作以外にもめちゃくちゃいい曲ってたくさん溢れてるんですよ、tofubeatsは。

例えば、去年だか一昨年に出された「Window」だとか(投げ銭システムなのでbandcampで無料から買えます)、アルバムlost decadeに収録されなかったkageだとか、dancewithyou(tofubeatsの所属するMaltine Recordsの主催イベント限定音源「もうなんかやけくそでサマーオブラブ」に収録)とかね。

表題曲だけじゃなくって、いい曲ってたくさん隠れてるんだよっていう。

なんなら私、DSTMではカップリングのIn Real Life、ディスコの神様ではHer Favoriteの方が表題曲よりだいぶ好きなんで。


こういうことに限らず、表立って出てこないアーティストでも素晴らしい曲を提供されている方ってたくさんいらっしゃいますし、もっと幅広い目線で音楽を楽しんでいきたいよなぁと思ってこんな文章をしたためてみました。(当たり前のことを言っただけでしたね。)



ちなみに私はtofubeatsの何が好きって、です。(嘘だよ)




でも顔もどストライクなんだよね〜

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おわり。



足が速い人

今日研究室のメンバーと昼食をとっている時に少し気になる話があったのでなんとなくまとめてみようと。

現在就職活動中のM1ですが,同期の中でおとなしく引っ込み思案な男の子がいます。
私とは正反対な性格をしている彼,見ていてもどかしい思いをすることも。
このままだと将来苦労するだろうなぁと思い(余計なお世話かもしれないけれど),これまで研究室のイベントの際には司会を頼むなどして少しでも人前で喋ることに慣れ,自発性を身に付けていって欲しいと考えていました。
かつての彼に比べると良い状態にはなっていると思いますが,就職活動にあたって悩みを抱えているそうです。
その詳しい内容については言及しませんが,その悩みの根底には,自分自身に自信を持てないといった問題があるようでした。
彼は自分を変えるためにひとつの事を考えたそう。
「仕事のできる人は足(移動)が速い。だから自分も速く歩くようにしている」と。

これはあくまできっかけとなった話であって,彼の考え方についてとやかく言うつもりはありません。
ここで思ったのは,プロセスを考えられていない人って案外多いんじゃないのってこと。
仕事ができる人は足が速いというのは,足が速いというスキルがあるから仕事ができるという訳ではなくて,何事もしっかり計画を立てそれに合わせて動いているから自然と足が速くなる,移動の時間が勿体ないと感じるから足が速くなるという,習慣の結果なんですよね。

現在の就職活動において,自分はどういう人間か,今までにどんなことに対して興味を持ってきたか,それをどう実行に移してきたかなどの自己分析は非常に重要な位置を占めています。
積極的に行動する,真面目にこつこつ取り組む,コミュニケーションに長けているなど様々な特性がありますが,結局何を問われているのってそこに至るまでのプロセスなんですよね,というのは言うまでもないことなんですが。

まあなかなか学生時代にそんな大層なことを仕出かす訳もなく,日常の中から断片を見付け出して繋げ,最終的にこれこれこういう人間ですという結論に至るのが一般的だと思います。
で,みなさんは普段からそんなことなんて考えてねーよ!って感じで自己分析に苦労するので,自己分析は早いうちからやっとけってのが定説なんじゃないのかなと。逆に普段から考えている人は大して苦労もしないと。

同期の話に戻りますが,彼はまさにその思考のプロセスが抜け落ちているなと感じたんです。
何故そうなったかを考えない,何故そうしたいのかを考えない。
自己PRが書けないと。探せばいくらでもあるんですよねそんなもの。
過程を見つければ,結果は自ずと見えてくると思うんです。
結果ありきでそこに至る過程を見つけようとするから,何も思いつかなくなるんじゃないの?
まず,自分のしてきた事を箇条書きしていって,こことここは繋がるなだとか,これってこういう風に捉えられるじゃんって事から文章を組み立てていって,文章をつくるんだよ。
ってアドバイスをしたら,D2が笑い出しました。
「なんでこの人いきなり笑い出してんの」と思ったら,直前に私と全く同じ内容を彼にアドバイスしていたみたいでした。
文章を作成する上で当たり前のことなのかもしれないですね。私は思いつきで書くのでこのようなプロセスはとったことないですが,男性が手紙を書く際にもこのように組み立てることが多いみたいです。

で,こういうことって多少のセンスも必要だけれど,大半は訓練で養うことができると思うんです。本をたくさん読んで語彙を増やすこと,文章を頻繁に作成し発信していくこと。文章の作成ってすなわち思考の整理ですからね。
何が言いたかったのかというと,みんなたくさん本を読んで,Twitterでたくさんpostしたらいいんじゃないのっていう。

こんな話が誰かの役に立つとは思わないけれど,自分の思考の整理として。


ドイツに来た。

12月9日から,ドイツのミュンスターに来ています。
4年生の時から,留学について担当教授に打診されていましたが,4年の時点では実験操作が未熟であったり,化学に関する知識も浅かった為,修士1年である今留学することになり,現在ドイツにいるという次第です。
留学といってもたったの一か月間なので,何か成果をあげる事ができるわけもなく(実際今のところ実験もうまくいっていないし),遊び半分というのが本当のところですね。
私の前には修士2年の先輩が一か月現在の研究室で実験を行っており,私が一か月引き継ぎ,その後は博士2年の先輩が二か月ここで研究を行うというプランになっています。
留学するに当たって,受け入れ先はドイツのほかにイギリス,フランス,スペイン,アイルランド,中国などがありました。
けれど私は即決で「ドイツがいいです」と教授に話しました。勿論ビールが飲みたいがためです。
というのは冗談半分なのですが,私の研究室はこのドイツの研究室と共同研究を行っており,共著で論文を発表したりもしています。
中国は,研究の環境は日本に比べ非常にレベルが高いと教授が仰っており,教授は中国にうちの学生を行かせたかったみたいなのですが,住環境や食環境などの文化がどうしてもダメで(すでに一生分の中華料理を食べているし),イギリス,アイルランドの研究環境はあまり知りませんが,フランスやスペインの受け入れ先は学生が非常に少なく,活発な研究活動を行っているのか些か疑問に思い,ドイツを選択しました。

今回の海外への渡航は私にとって,初めてといっても過言ではないもので(韓国には行ったことがありますが),英語もままならないまま一人で無事に辿り着けるのだろうかと非常に不安でしたが,実際過ぎてみると,なんとかなるもんだなあという感じです。
トラブルといえば日本からフランクフルト空港に行き,そこから電車でミュンスターに向かわなくてはならなかったのですが,その際の乗り継ぎに失敗してしまい,駅まで迎えに来てくださっていた教授を待たせてしまったことくらいでしょうか。(教授は私が乗り継ぎに失敗する事も想定して迎えに来てくださっていたみたいですが)

ミュンスターは非常に自転車の数が多く,駅前にもたくさんの自転車が停められていました。歩道が広く,歩く側と自転車側とが色で分けられています。教授になぜ自転車が多いのか尋ねてみましたが,「たぶん伝統だよ…」と言われました。
ミュンスターは大学都市で,人口が30万人弱に対して学生の数が5万人もいるため,自転車を日常的に使う人が多いのかなと思ったり。
街ではそこかしこで煙草を吸っている人がいて,吸殻は道に捨てている人が大体でした。嫌煙者にはあまり喜ばしくない環境なのかもしれないですね。日本ではどこか感じていた喫煙者である肩身の狭さがまったく感じられず,こちらとしては居心地のいい街に思えます。駅によってはホームで吸えるところもありました…が電車内は禁煙なようです。

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Frankfrut(Main)hbfから出たところ

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この駅で乗り換えを失敗して一時間待ったんですが,インフォメーションの人にNo Englishといわれて少し困りました。

また気が向いたらドイツでの生活について書こうと思います。

卒業

今日は名古屋のグッドウィルEDM本店で行われた,アフィリア・サーガのリリースイベントに行ってきました。
今回の名古屋でのリリースイベントが,私の推しであるエミュウ・ヴァイルシュミットちゃんの最後の名古屋イベントでした。
先日エミュウちゃんが12月20日のワンマンを以って,アフィリア・サーガを卒業してしまうというお知らせがありました。
以前から,近いうちに卒業するんだろうなとは考えていましたが,とうとう卒業発表されてしまいました。
今日は久屋大通公園でのidol waveへの出演や,お昼にもリリースイベントがあったのですが,自分が行ったのは16時からのリリースイベント2部のみ。
というのも,卒業発表されたのはいいけれど,インターネットを通しての情報だけではエミュウちゃんの卒業に対して実感というものがほとんど湧かなかったのです。
なので,「適当に2部だけでいいかな,お金もないし。2部でたくさん買って終わりにしよう」と軽く見積もっていました。
大体いつもリリースイベントの特典は特典券4枚(CD1枚につき特典券1枚)でツーショットの写真が撮れるので,5回ツーショットを撮ろうと思いCD20枚分のお金を持って会場に向かいました。
しかし会場に着きCDを予約しようとした時,「特典券はひとり3枚までが上限です」と言われてしまいました。私が会場に到着するのが遅かったため,すでに特典券の残りが少なく,規制がかかってしまっていたのです。
最後のイベントなのに,特典券3枚では指名でのツーショットは撮れない…と,ここら辺からエミュウちゃんともう会えないということを意識しはじめました。
私は握手が苦手なので,3回握手するよりも1回の指名でのツーショットが撮りたかったんですね。
同行していたえまちゃんが1枚譲ってくれたので,指名のツーショットはできることになったのですが。

特典会の前にはミニライブがありました。真ん中くらいで座ってみていたので,ゆっくりエミュウちゃんだけを見ることができました。3曲のみでしたが,ステージで笑顔で踊っているエミュウちゃんは本当に可愛くて,ライブの間は,卒業してしまうという気持ちがまだどこか遠いところにありました。所々泣きそうになった場面もあったけれど。

特典会が始まり,最初は個別の握手から。握手はいいや,とは言っても,みんなが握手しているところを見ると自分もやっぱり握手して話したいな…なんて思っていたところに友人が来て,友人に1枚特典を譲ってもらえることに。
これで握手もできるわ〜,適当に話して終わろう,と軽い気持ちでエミュウちゃんの握手列に並びました。
エミュウちゃんを前にして,「これがエミュウちゃんとの最後の握手か」と思ったら何も話せなくて。
「卒業おめでとうございます」と言ったと同時に,恥ずかしながら涙が出てきてしまいました。言葉にして本人に伝えた瞬間に,自分の中でエミュウちゃんの卒業が現実のものとなったというか。
エミュウちゃんも「じぇんちゃんが来たら泣いちゃう」とちょっぴり泣きながら言ってくれました。ここでまだほとんど何も言ってないのに剥がされてしまって,「また後で写真撮りましょう」だけ言って終わり。知らない人がたくさんいる中でひとり泣いてるのも恥ずかしかったし,この握手はラブラブ個別握手といって両手で握手できるはずだったのに,私は泣いてて握手すら碌にできなくて,自分バカだな気持ち悪いな,と思って。
いつもエミュウちゃんと話すときは緊張してほとんど身のある会話というのができなかったんだけれど,今回もひどかったな。

最後の写真ももちろんエミュウちゃんを指名したんですが,エミュウちゃんが元気に「みーちゃーん!」と手を振ってくれて,この時は泣きませんでした。エミュウちゃんがハグしてくれたので,それでツーショットを撮ったんですが,恥ずかしくてすごく変な顔をしてしまった。
本当はエミュウちゃんに改めて好きだって伝えたかったけど,また「今日が会えるの最後です」としか言えなかった。
エミュウちゃんは「わかんないよ?また会えるかもよ?」と。いつ会えるんだよ。
来月から留学するので,エミュウちゃんのラストライブには立ち会えないんですよね。はー,お土産買ってくるね,何がいい?なんて店舗で話してたのに,お土産渡せないじゃん。もう会えないじゃん。なんでこのタイミングなの。
どうしようもないことばかり考えてしまいます。

未練がましく特典会が終わるまで待ってる間に,エミュウちゃんに何回か構ってもらえたのが嬉しかったです。みんなにもやってるんだけどさ。
最後にルイズが挨拶して,終わり。ステージからはけるときにエミュウちゃんが一番最後に出て行ったのがなんか印象的でした。
最後はいつもみたいに「エミュウちゃん好きだよ!愛してまーす!」とかぎゃーぎゃー叫んで手振ってもらってこれがほんとのおわり!

エミュウちゃんを推してた期間は8ヶ月?9ヶ月?くらい。きっかけは,見に行ったライブの入場特典で引いたチェキがたまたまエミュウちゃんだったことでした。
最初の方は握手のとき目も合わせられなくて,エミュウちゃんに「全然顔見て話してくれないじゃん!かわいい〜」とかからかわれたりしてました。
エミュウちゃんのバースデー祝いに六本木行ったなぁ,ドンペリ入れたなぁ,手紙も貰ったな…とか。プレゼントであげた紅茶を飲むよーとか、本を読んでるって写真あげてくれたり,
指差しレス貰ったな…ステージから手を振ってくれたな…些細なことばかりだけど,すごく大切な思い出です。
これからはもう増えることがない思い出です。

アイドルにハマってから2年位,推しの子が卒業するのは初めてです。
もう,こういうのはいらないかなって思います。
アフィリア・サーガ自体は好きだけど,これから例えライブに行ったとしても,エミュウちゃんのいないサーガを見ても,きっと何かが違うと思うんだろうな。
これから就活もあるし,ある意味ちょうどいいタイミングで現場がひとつ減ったなという感じ。

なんかまとまりがない文書になってしまったけど,この気持ちがあるうちに書いておきたかったです。
エミュウちゃん大好きです。これからも大好きです。

またどこかで,会えるといいな。


音楽

個人的に音楽は、記憶のトリガーとして映像や香りよりも重要なファクターだと思っている。
耳から流れ込む音とともに溢れ出す色んな思い出。
写真やメールなどの直接的な記録とはどこか違う、間接的な回想。
例えば昔好きだったヴィジュアル系バンドの曲だったり、やりこんだゲームのサウンドトラックだったり、好きだった人の車でよく流れてた曲だったり。
音楽はいつまでも変わらずにそこにあって、もうなくなってしまった過去のその空間の中に、そっと飛び込むことができるような気がする。
あの時好きだった曲は、今でもまだ好きだった。

こうやって今、あの時の事を思い出してるけど、きっとこの今もいつか「あの時」に変わる時がくるんだろうね。
その時私はどんな曲を聴いて「この今」を思い出すんだろうか。